「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」長崎県世界遺産登録推進県民会議が長崎市内で10月5日に開かれ、県内の民間団体を中心に行政機関など関係者約150名が参加しました。
会議では、中村知事から世界遺産登録に関する報告が行われ、会議名を「保存活用県民会議」へと変更することを決定。新会長に就いた宮脇雅俊県商工会議所連合会会長は「私たち県民が、この貴重な遺産を共有し、未来に引き継いでいかなければならない」と挨拶し、官民一体で遺産を保全していくことを呼びかけました。
また、純心大学の学生3名により宣言文が読み上げられ、構成資産の保護・保全活動に、それぞれの立場で積極的に取り組むことや、世界遺産を活用した広域的な交流人口の拡大に取り組むことなどを採択しました。